2025.12.26 16:08

Canarino Bridge DUB 復活

Canarino Bridge DUBが再生で止まる不具合は本体の故障ではないみたい。
Soundgenic PlusをDiretta出力に変更してLANで接続して再生してみましたが、症状は発生しませんでした。
ファームウェアをアップデートしたことが原因?

接続方法が変わったので、再度音を確認しながらセッティングしています。
Soundgenic Plusを接続しているスイッチングハブ(オーディオ用スイッチングハブとAOCケーブルで接続)に光メディアコンバーター2台使って光LAN(AOCケーブル)でCanarino Bridge DUBに接続しました。

Canarino Bridge DUBのUSB出力はSingxer SU-2を使ってDACに接続しました。
2025.12.25 18:46

再生方法による音の違い

同じ曲でもいろいろな再生方法があるし、CD、ハイレゾ、DSDといろいろなフォーマットもある。
CDより良いということでSACDが出たけど、PCMよりDSDの方がクロックの影響を受けにくいから同じ機器ならSACDの方が良く聴こえる。しかし、良いクロックに交換したらCDも同じか逆に良くなることもある。
配信のデータなら悪くなることは少ないと思いますが、CDをリッピングしてデータ化する場合は使うドライブの性能やリッピングソフトでかなり音が変わる。
こちらでCD、SACDなどのディスク再生、ダウンロードしたデータやCDをリッピングしたデータをNASに入れてネットワークプレーヤーやPCで再生する方法、Amazonなどの配信をネットワークプレーヤーで再生した場合、同じ曲ならどの方法で再生しても音は変わらない。(変わらないように努力してる)
いろいろな方法で再生して比較して、音が劣るようならその機器や環境の対策をしている。
最近気になるのがPCを使ってアップサンプリングしたり、ネットワークの接続方法を変えたり、特殊な再生ソフトを使って音が劇的に変化するという情報。
こちらでもCanarino Bridge DUBが壊れる前まではDirettaを使っていましたが、Direttaも光LANで分離しないと音が悪かったり、環境が良くなればDirettaを使わなくても同じ音で再生できるようになったりと単純ではない。
RDPという再生ソフトのトライアルがあったので試していますが、こちらでリッピングしたデータの再生ならネットワークプレーヤーで再生する音と変わらない。リッピングに使う機器の対策や手間を考えたら配信で良い音で再生する方法を探すのが簡単かも?
2025.12.20 10:05

Singxer SU-2のチューン

時々、Singxer SU-2の外部電源化の依頼がある。下の画像は外部電源化+LT3045追加。
こちらで使っているSU-2は内部配線交換、メイン基板のコンデンサ交換、GC#16チューン、オーディオ用ヒューズに交換してある。
電源ケーブルを変えれば音が変わるので、一番良いと思うケーブルを使っている。

SU-2に内蔵の電源はトランスを使ったリニア電源で部品も悪くない。
そこで、外部電源化の前に整流のダイオードをSiC SBDに交換してみました。
音の変化はよくわからない。でも、外部クロックと内部クロックの音の差が少なくなったので、内部クロックを使う場合は改善する。
でも、しばらく再生すると音が出なくなる。接続するPCはエラー無く動作している。
原因はダイオードしかない。元のダイオードに戻したら正常に動作する。
110V入力で7Wの電源トランスなので、100V入力でSiC SBDでは電力不足になるみたい。
2025.12.19 17:15

BlueSound NODEのクロックをOCXOに交換

WiiM Pro Plusに使っていたOCXOをBlueSound NODEに取付ました。
TCXOからOCXOに載せ替えるだけだと逆に悪くなる。
こちらのNODEはDC入力基板に交換してあり、その基板にはコイルと沢山のコンデンサを使ってノイズ対策がされている。
OCXOの電源にはDCノイズフィルターを使っていますが、それだけではダメでDC入力基板のDCジャックにOCXOの電源を接続、NODEのメイン基板にはDC入力基板のノイズフィルターを経由した電源が供給される。ここまでしないとTCXOより良くならない。
ネットワークプレーヤーでTCXO(Accusilicon AS318-Bなど)を使った機器はいろいろありますが、OCXOを使ったネットワークプレーヤーはEversolo DMP-A10しか知らない。
TCXOからOCXOに交換しただけでは音が良くならないことをメーカーも知っているのだと思います。

WiiM Pro PlusにはNODEから外したTCXOを取り付けましたが、同じTCXOのNODEの方が音が良い。WiiM Pro Plusは厚みが無く薄っぺらい音。
WiiM Pro Plusは同軸デジタルで出力しているので、NODEとほぼ同じ回路のはず。
WiiM Pro Plusのメイン基板を見て気づいたのですが、大きなコンデンサが無い。
電源はリニア電源を使っているので、余裕はあるはずですが配線が長いので、CPUの近くにコンデンサが欲しい。そこで電源回路に1000μFのコンデンサを追加しました。
この状態で比較するとNODEにかなり近い音になりました。
2025.12.19 02:55

ネットワーク環境の対策の順番

ほとんどの映像機器・オーディオ機器にはLAN端子があってネットに接続できる。
ネットワーク環境が悪ければ接続しただけで音が悪くなる。ネットに接続しなくても使える機器ならLAN端子があっても接続しない方が音が良い。
でも、ネットに接続しないと使えない機器もある。その場合はルーターやスイッチングハブにLANで接続するか無線ルーターにWi-Fiで接続しないと使えない。
無線ルーターや何も対策していないスイッチングハブにLANで接続するよりWi-Fiで接続した方が良くなることもある。
しかし、対策したスイッチングハブを使えばWi-Fiで接続より良くなる。

こちらのネットワーク環境のようにできれば理想的ですが、全て同じにしなくても対策は可能です。*こちらではクロック交換したスイッチングハブが6台、クロック交換した光メディアコンバーターが6台、全てリニア電源なのでかなりの金額になります。

最初にしてほしいことが、クロック交換した4ポート2.5Gマネージドスイッチの追加(スイッチングハブを使っている場合は交換)とリニア電源。これだけでもWi-Fiで接続するより良くなります。
リニア電源は特価品にあるASYPDZSW A32。出力端子が2つあるので、1万円程度のリニア電源を2台使うよりチューンしたASYPDZSW A32の方が音が良くなりお得です。

次にルーターと4ポート2.5Gマネージドスイッチの間を光LAN化。一般的には光メディアコンバーターにSFPモジュールと光ケーブルを使いますが、AOCケーブルを使えばSFPモジュール+光ケーブルより安く音も良い。
AOCケーブルはSFP+とSFP+に接続する光ケーブルですが、SFPとSFPの接続でも動作する。
2.5GマネージドスイッチはSFP+、光メディアコンバーターはSFPなので接続しても通信できませんが、2.5GマネージドスイッチはSFPの速度に変更できるので、光メディアコンバーターと通信できるようになる。

2.5Gマネージドスイッチと光メディアコンバーターをAOCケーブルで接続すればほとんどの方は不満のない音になると思います。
ネットワークプレーヤーなど更に良くしたい場合は2.5GマネージドスイッチからOCXOに交換した光メディアコンバーターを使って接続して音質を向上することも可能です。